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スタッフブログ
2017/06/11 | 

楽水園

こんにちは 設計の横山です。

いよいよ梅雨入りしてお天気が不安定な毎日で、建築のお仕事に携わっている者としては心配な日々です。

つい先日福岡へ行った際に博多駅の近くに素敵な日本庭園を見つけました。

庭園の名前は「楽水園」。

住吉神社の北側で、ビル街の中にひっそりとありました。

この建物は博多商人が別荘として建てられた邸宅に、茶室を設けられたことから戦後旅館として使用され、現在は福岡市により整備されて一般利用されています。

こちらでは、入園料100円とは別に300円でお茶を頂くことが出来るのです。

 

入口の塀(博多塀)は、戦で焼け落ちた石や瓦を再利用されて造られているそうです。

雨が降り始めた中、玄関までの石畳を両脇の緑を眺めながら歩きました。

  

お庭には池の鯉や茶室に入る前のお待ち合い、水のしずくが落ちるとき~んと音色が聞こえる「水琴窟すいきんくつ」などの茶庭が楽しめます。

 

建物の中に入ると広間が3室あり、お茶会が催されていて、そのお陰?なのか、一番奥にある「楽水庵」と名付けられている茶室に通されました。

 

あいにくの雨なので雨戸は開けていないとの事でしたが、初めて間近で見た「躙口にじりぐち」を開けてくださいました。

そこから見えるお庭の緑が雨に濡れてとてもきれいでした。

 

お茶を待っている間、落ち着き無く部屋中をきょろきょろと見渡してしまいました。

4.5帖の中央に炉を設けた和室で、広間より低い天井、少し暗めの照明。

 

ようやく気持ちも少し落ち着き、しとしとと雨音を聞きながら非日常の空間でお茶を愉しむことが出来ました。

帰る頃には小雨になりこの時の私にとっては恵みの雨で、季節ごとに楽しめそうな庭園でした。

 

弊社でも今週末より新モデル「宮崎の数奇屋風モダン」の家をOpenします。

茶室をイメージし、モダンながらも落ち着いた和室のある建物です。

たくさんの方のご来場お待ちしております。

 

 

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