
くらしを丁寧に
みなさま、こんにちは。企画開発本部です。
2020年も、あと1ヶ月を切り、何かと慌ただしい季節になってきました。
みなさまも、年末の大掃除や、新年を迎える準備に大忙しのことと思います。
さて、2020年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞は【3密】に決まりました。
今年は何かと、新型コロナ関連の事柄が、みなさまの頭の中にも思い浮かぶのではないでしょうか。特に、旅行やイベント等に、中止・延期の措置がとられ、残念な思いをした方も多いと思います。そんな中でも、アイデアや工夫を凝らして、少しでも気を紛らわせたいと、注目されたのが、屋外でも楽しめる“キャンプ”でした。私も、キャンプは大好きなので、子どもの頃はよくやっていました。
私がキャンプで好きなことは、“火を見ること”です。マッチの軸を箱の側面にこすると、ひとつの火がともり、紙へと移動し、薪全体へ行き渡り、やがて大きくなった炎は、パチパチと音をたてて、揺らめいて…。
何だか、心の中を温めてくれる。それが、火の魅力だと思います。
近年の住環境は、電磁調理も充実し、オール電化も一般的になりつつあります。日常生活で、火を見る機会が、今後少なくなるかもしれません。しかし、過去の大規模な災害時、役立ってきたのが、火の力です。火に対する感覚は、人類が火を獲得してから数十万年という時を重ねる中で、私たちの身体に刻まれたものかもしれません。炎は明るく周囲を照らし、火の周りは暖かく身体を温めてくれる存在です。
このように、照明や暖房、さらにはエネルギーとしても使われる、万物の根源“火”。これが、2020年に転換期となるかもしれません。日本政府は「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すこと」を宣言しました。全てのエネルギー利用を、脱炭素化する戦略だということです。
社会が大きく変わろうとしている今、私が思うことは、“くらしを丁寧に”ということです。
時間を大切に使い、今日できることは今日のうちに、程よく遊び、しっかりと睡眠をとる・・・みなさまにも、大切にしていることがそれぞれあると思います。
そのことを忘れずに、より丁寧に過ごしてみてはいかがでしょうか。
今年もあと一ヶ月。
最後の1ヶ月は、みなさまの時間を大切にする1ヶ月になりますように…。
企画開発本部では、来年1月にモデルハウスOPENを予定しております。
ぜひ、ご期待ください。