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2024年01月15日
スタッフブログ
左官のお手伝い
こんにちは、設計の曽根です。
先日、お客様宅の玄関ポーチと玄関床の那智石埋め仕上げをしました。
当社の吉村町平屋モデルはこのやりかたで仕上げています。
石を一個、二個、三個と埋め込んだ通称「一二三石(ひふみいし)」風にしています。
本物は京都市左京区にある修学院離宮内にある隣雲亭の土間たたきの仕上げで、赤と黒の玉砂利が一個、二個、三個と埋め込まれている仕上げです。
モデルではたたきではなく土間モルタルに玉砂利やビー玉を埋めこんで仕上げました。
お客様は吉村町平屋モデルのこの仕上げを気に入られたのですが、一二三石風ではなく、わんちゃんの足跡のようにしてほしいとの要望で今回挑戦してみました。
左官職人さんが土間モルタルを均して仕上げた後に気泡の出具合やモルタルの乾き具合を見計らって石を置いていきハンマーでたたいて埋めこんでいきます。乾きすぎると埋め込みにくくなるのでその見極めが大事です。
今回は石を置いていくのはお客様にお願いし、ハンマーでたたき込むのを自分がやりました。
石の他にもお客様が持ってこられた貝殻やビー玉も入れてみました。すべてハンマーで埋め込むのは大変でしたがうまく出来たと思います。(ワンちゃんというよりクマの足跡にも見えなくないですが…)